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白兎を追うアリスを追う姉の冒険 16

ベースはディズニー(アニメ版)ですが、飽くまで捏造(私のうろ覚え童話とも言う
「やったーー!」

ヴェネチアーノが両手をあげてぴょんぴょん飛び跳ねると、
「やったんだぞ!!!」
その隣で、王様も立ち上がりいいました。
「国民が一気に二人も増えたんだぞ!!!今日はとってもおめでたいんだぞ!!」
王様が大きな声で言うと、それまで呆気にとられていた人々がざわざわと騒ぎ出し、そして口々に「おめでとうございます!」「王様ばんざい!」「新しい仲間だ!」「お祝いだ!」と喜びだしました。
イギリスはまだ窯の前で崩れ落ちていましたが・・・かわいそうに、誰も気にしてくれる人は・・・いえ、何かうっすらと幽霊のように透けた人物が寄りそ・・・い・・・いえ、気のせいのようです。

ロマーノの元には、まずフランスがやってきて
「今度、美味しいケーキを食べにおいでよ」
とウィンクをして彼をお茶に誘い、次にスペインが
「歓迎の歌を作っとくわ」
と笑って、彼の背中をパーンと叩きました。
海辺で出会った大きな岩に座っていた一人が
「でけぇ魚さ、今度お祝いにもってくっぺ」
と言い、最初の部屋で出会った男が
「いがったな」
と、やはり恐ろしく凄味のある顔で言いました。
「それでは新しく家を作らなければいけませんねぇ」
知らない東洋系の男が近寄ってきて言い、
「だったら、俺の家の近くにするんだぜ!」
もう一人背の高い知らない男が合いの手を入れ、
「俺、大工得意なんで、建ててやってもいいっすよ。マジで」
イギリスの家を解体していた男が言いました。
他にも何人もの人間がかわるがわるやってきては、これからよろしく、とか、仲良くしてほしいといったような事を言いました。

ロマーノは照れながら、彼らの応対をこなし・・・そして、ふと後ろを振り返り、同じように人々に囲まれているドイツを見ました。
彼の方はどうやら、先程のことで親しい知り合いにからかわれているようで、顔を赤くしながら冷や汗をかいています。
助け船を出すつもりで近づいていくと、ドイツよりも先に囲んでいた人々が気付き、ロマーノを通すように人波が二つに分かれました。
未だにロマーノに気付いていないドイツの隣に立っていたプロイセンがニヤリと笑って、弟の腰を肘で突きました。すると、ドイツは顔をあげてロマーノを見、優しくほほ笑み・・・
「ロマーノ」
彼の名を呼んで、手を差し出しました。




こうしてアリスとその姉は夢の虜となり、二度と元の世界に帰ってくることはありませんでした。

…そのかわり、二人は不思議の国でいつまでもいつまでも…そしていつまでも幸せに暮らしました。

ハッピーエンド?

お疲れ様です。バッドエンドにしてハッピーエンドで終了です。
言い訳はイロイロありますが、みっともないので書きません。

実は、途中から雪崩式怒涛の鬱エンドをやろうとしたのですが、自重しました。
ちなみにその怒涛の鬱エンドは以下の通り、

ドイツの本心をロマーノが見ぬくことが出来ない

しかし、二人の会話を聞いていたヴェネチアーノは、ドイツの心を読み取る

帰る事にする二人。ドイツは何も言い出すことが出来ない。

辛い別れ

一足先に帰ったヴェネチアーノ。
ベッドで目覚めた彼は、隣でまだ寝ているロマーノを確認し、ベッドサイドテーブルの引き出しの中から拳銃を取り出し、ロマーノの口に銃口を咥えさせ引き金を引く。

ヴェネチアーノは、これでロマーノが幸せになれたはずだと、にっこり笑ってエンド。

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